ふくしま浜通り国際芸術祭

イベント情報

浜通りの風景を背景とする写真展『浜通りの背景』と『ただでさえ美味しい常磐ものを鮨なんばの大将がなんと浜通りまで来て握ってくれる会』開催

ふくしま浜通り国際芸術祭実行委員会準備室は、第二弾として2023年9月2日(土)〜9月11日(月)の期間、
写真展と常磐ものを使った一日限りのダイニングイベントを開催します。

写真展『浜通りの背景』

  • 野外展示
    9月2日(土)〜9月11日(月)の10日間、浜通り内3か所
    写真家・岩波友紀とレスリー・キーが撮影した浜通り・観覧無料
  • 屋内展示
    9月11日(月)の一日のみ、室原の古民家(福島県双葉郡浪江町室原字北町尻3
    写真家・レスリー・キーほか世界で活躍するアーティスト4名による作品展示
    入場料100円

野外展示会場につきまして

下記の3か所にて開催しております。各会場ごとの展示場所は、下記の展示会場名をクリックして表示されるPDFをご参照ください。会場のアクセス情報は下記Googleマップにてご確認ください。

野外展示 大堀会場につきまして

  • 隣接している住居には立ち入らないでください。
  • 倒壊している建物には立ち入らないでください。
  • 会場内で負傷した場合は自己責任でお願いします(転倒等くれぐれもご注意ください)。
  • 動物や昆虫に襲われた場合も自己責任でお願いします(夜は特に気をつけてください) 。
  • 駐車場は車道向かいの桜の木の下をお使いください。
  • 震災の爪痕がそのまま残っています。PTSDの症状をお持ちの方は来場をお控えください。

ダイニング『ただでさえ美味しい常磐ものを鮨なんばの大将がなんと浜通りまで来て握ってくれる会』

鮨なんばといえば、情熱大陸をはじめ国内外の各メディアに取り上げられ、予約の取れない店として広く知られる江戸前鮨の名店。予約一年待ちの日比谷のお店の味を、浜通りは浪江町にある築140年を越える古民家にて今回は特別に召し上がっていただきます。ランチはテイクアウトで限定30食のばらちらし、夜は限定18名のお席をご用意しました。鮨ネタの主役となるのはもちろん浜通りが世界に誇る常磐もの。松川浦漁港の菊地基文氏が釣る一級品です。

あらゆる意見と議論があるなか、ついに処理水の海洋放出が行われようとしているいま、各々がこの問題をどうとらえ、考え、処理していくのか。その渦中にある浜通りの海が生んだ常磐ものの魅力について、安心・安全・美味しさをまっすぐ正しくお伝えします。

  • 日時:2023年9月11日(月)
  • 会場:室原の古民家 福島県双葉郡浪江町室原字北町尻3
  • 協賛:MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社
  • 後援:福島民報社 / 福島民友新聞社 / 福島テレビ / 福島放送 / テレビユー福島 / ラジオ福島 / 福島中央テレビ

ちらしコース(昼限定30食)

屋内写真展解説ガイドツアー +鮨なんば特製お持ち帰りばらちらし 5,000円 ※テイクアウト

お任せコース(夜限定18名)

浜通りと野外/屋内展示作品をめぐる解説ガイドツアー
17時〜 鮨なんばお任せ +浜通りのお土産付き 50,000 円

常磐もの とは

親潮と黒潮がぶつかり合い潮目となる浜通りの海は、あらゆる魚種が栄養となるプランクトンを求めて集まる豊かな海域。この辺りで漁れる魚は質がよく、築地や各中央市場で「常磐もの」と呼ばれ、高値で取引されてきました。

鮨なんば 大将・難波英史

1974年、東京都生まれ。ネタによって一貫ずつシャリの温度を変える徹底した温度管理とコース全体の流れのなかに温度の緩急をつけるのが特徴。とことん温度に向き合った究極の一貫を提供する。

写真家・岩波友紀

1977年、長野県生まれ。福島在住、東日本大震災と福島第一原発事故の取材を続ける。2020年には日本人初となる「ユージン・スミス賞」を受賞。今回の作品は「Blue Persimmon」、「Fukushima Portraits (BPその後)」より

写真家・レスリー・キー

1971年、シンガポール生まれ。NYと東京を拠点に世界で活躍。
東日本大震災チャリティ写真集 『LOVE & HOPE』(2012年)は第40回APA経済産業大臣賞を受賞